Thursday, November 4, 2021

ゼブラフィッシュの飼育設備


現在のゼブラフィッシュ飼育設備です。



上段は稚魚用水槽、下段は成魚用の30cm水槽です。

成魚水槽の中にあるのは濾過用の投げ込み式フィルター(GEXロカボーイS)です。以前は外掛け式のフィルターを使ってましたが、部品点数が多く掃除をさぼってしまうので変えました。



一部ではまだ外掛け式も使っています。水槽奥に見えるのがそうです。水流はこちらの方が多いのでろ過能力は上か?

ふたの上に載っているのはフードタイマーです。一日2~4回ほどに分けてエサが落ちるようになっています。粒エサだと量の調節が難しいのでテトラミンフレークが入っています。

この透明部分がくるっと1回転してスリットからエサが出る。

エサを与える時間は黄色いピンを指すことで自由に決められます。

これ以外にブラインシュリンプと粉エサ(Gemma micro 300)を与えています。


これは稚魚用の水槽。スドーのサテライトMです。真ん中の水槽に引っ掛けて使います。真ん中(ロカボーイ入り)とサテライト水槽で水が循環しています。


もちろん置いても使える。

お気づきかと思いますが、ロカボーイもサテライト水槽も空気を原動力として水が濾過されたり、水が循環したりしているので、全てにエアーチューブが接続しています。取り回しが大変です。

フードタイマーは工夫すると稚魚用のエサも与えることができます。


エッペンドルフの 2mLチューブに粉エサを入れてクリップでフードタイマーにつけます。チューブのふたには適量が出るくらいの穴があけてります。サテライト水槽のふたを少し切り落としてエサが水面に落ちるようにしてあります。


そしてこれが水槽の少なさを補うための集合水槽です(リンク1)。大水槽に細い水槽を並べてエーハイムの外部フィルターで水を循環させています。少し苔が生えてきました。水質はやはりこれが一番安定しています。

また、以下はゼブラ実験用の品々です。


観察用の実体顕微鏡。ケニス製。10万円もしないのに3眼鏡筒です。3眼目は両接眼レンズの視野をふさぐことなくカメラに像を送れるので顕微鏡下でインジェクションなどの操作を画面で他人に見てもらいながら説明するときにとても便利です。


こちらはおなじみナリシゲのマニピュレーター。手前が3軸のマニピュレーターで、右奥にある銀色のつまみは針を前後に動かすことができる4軸目のマニピュレーターです。4軸目で針が前後に動くので、卵へのインジェクション時に手ぶれの影響を抑えることができます。少し練習すれば比較的だれでも同じようにインジェクション操作がおこなえます。

そしてこれがBEX製のインジェクター。右に見えるエアーダスターの空気を使ってインジェクションを行います。これも安いのにけっこう使いやすい。

ゼブラ関連設備紹介でした。



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